ここでは、弊社が得意とするコンサルティング手法を実例を交え、流れに沿ってご説明いたします。
何にお困りなのか、それに対し弊社がお力になれるのか。弊社または御社にて、2時間ほどの時間をかけ、じっくりと、お話しを伺います。弊社についてご理解いただき、次のステップに進むご希望があれば、事前調査の内容や日程について、ご相談させていただきます。もちろん、ここでストップすることも可能です。
御社のお困り事や状況に最適なコンサルティング提案をさせていただくために、半日ほどのお時間をいただき、インタビューや基礎調査を行います。インタビューでは、先のヒアリング項目の掘り下げや、御社の抱く「ありたい姿」や「夢」、大切にしている想いについてお伺いいたします。基礎調査は、業務プロセスの確認や、現場の見学、チェックリストを使った調査を基本に、お困りごとに応じた現状分析のための基礎データの提供をお願いすることになります。




正式な依頼をする前に、御社の情報を出すことを躊躇されるお気持ちは痛いほどよく理解できます。しかしながら、ご提供いただいた情報は、次のコンサルティングプランでより具体的なご提案へ直結し、改善効果を事前に確かめる機会を生み出します。 ご不安な点があれば、きちんとご説明させていただきますので、どうぞお気兼ねなくお申し出ください。
ヒアリングと事前診断の結果に基づき、コンサルティングプランのご提案をいたします。ご提案には下記項目を盛り込み、プレゼンテーション形式で、分かりやすくご説明させていただきます。
ご不明な点がありましたら、どのような小さなことでも、どうぞお聞かせください。
ご提案に共感し、ご納得いただけましたら、契約手続きに進ませていただきます。
もし「違うなぁ。」とお感じになりましたら、ここでストップしていただいて結構です。無理なお勧めは一切いたしません。
事前診断のためお預かりいたしました資料は、この時点ですべてお返しいたします。
ここからプロジェクトはスタートになります。
最初に、今回の改善に取り組むメンバーを集め、プロジェクトの開始宣言をスポンサーに行っていただきます。チームの活動が効果的に進むよう、共に理解しあい、ゴールを共有化するための、チームビルディングを行います。この会議の運営は、コンサルタントにお任せください。プロジェクトのリーダーには、今後こういう役割を担っていってほしい人材の登用をお勧めします。弊社ではプロジェクトを通じて、考え方や手法をお伝えすることで、継続的に課題解決をしていける人材の育成を支援しております。
弊社では、月2-3回のご訪問によるプロジェクト支援で、期間は6か月を標準プランとして設定しております。なお、事前準備や電話/メールサポートを充実させるため、一か月に担当させていただくクライアント様は4社までに限定させていただいております。
プロジェクト活動の最初に、最大のヤマ場を迎えます。
解決策を考えるよりも、難しくかつ重要なのが、実はこの段階です。
ここが正しく導ければ、問題は7割方解決したといっても過言ではありません。
業務改革で失敗するケースで、「在庫を減らすために高額な情報システムを入れたけれど、望んだ結果にならなかった」といった例をよく耳にしますが、その場合、「在庫が多い」という課題から、ひとっ飛びで「情報システムを入れる」という解決策を導かれているケースが多いようです。もし原因が、「重要な得意先が頻繁に想定外の緊急オーダーを入れてくるため、その対策として在庫を持っている」のであれば、在庫が見える化しても、劇的な効果は生まないでしょう。
このような事態を避け、効率的に効果を出すため、弊社では原因の特定とムダの排除に力を注いでいます。私たちが特に重視するポイントは次の3つです。
具体的な成果物の例を、一部ご紹介します。
全体を俯瞰するために、御社の情報・お金・モノの動きを「見える化」します。 これにより、部分最適な業務変更を、未然に防ぎます。また、各部門の担当者を交えて検討する際に、今どこについて議論しているのか、という地図の役割も果たします。
バリューストリーム・マップは、特定の製品(製品グループ)が原材料が加工されて顧客の手に渡るまでの全工程の経路と、各工程がどこからの指示で実施されるのかを示す手法です。この流れの「見える化」により、お客さまに対する付加価値を生み出している活動と、そうでないものが明確になり、非付加価値活動にひそむムダを削減することが可能になります。その結果、お客さまへ提供する価値を高めつつ、リードタイム短縮や、仕掛品削減をすることが可能となります。
改善を加えていく業務プロセスについては、もう少し詳細な業務プロセスを「見える化」し、問題を洗い出していきます。
先に情報をいただいた、問題/課題とこれまでに抽出した課題をマッピングし、相互の関連性を確認します。これも、全体最適を志向した解決策の選定に役立つと同時に、御社の社員が、部門の垣根を越えて解決策を考えるために有効なツールとなります。
在庫分析は、過去と現在の在庫情報や、売上構成などを加味し、行います。 戦略的な在庫の持ち方を考える上で、重要な資料となります。
リードタイム短縮と在庫削減の余地を確認するために、作業分析や稼働分析、工程分析を行います。この結果により、解決策にボトルネック管理やラインバランシング、作業改善など、効果が上がる方策を選定できるようになります。 また、こうした客観データに基づいた改善提案は、指導責任者が「あそこが悪い、こうしろ!」というよりも、現場にとって受け入れやすいものになりますので、導入/定着のステップが実施しやすくなるという利点もあります。
客観データに基づいて行う方法や、優先順位づけによって、重要度を測定する方法などがあります。
取り組むべき根本原因に対して、全体の納得感を得られやすい方法として、因果関係マトリックスを用いた方法が挙げられます。
たくさんの原因の中で、一定の評価基準に基づき重要度を定め、メンバー全員で点数づけをし、そのスコアが高いものから取り組むという手法ですので、効果があがるものに、集中して改善策を当てていくことが可能になります。 このような方法を用いずに進めてしまったために、声の大きい人の「これが重要なんだ!」という意見が先行してしまい、全体の納得感も得られないまま改善策を打ってみたものの、効果的な結果が出なかった、というのは、よくみられる典型的な失敗例です。
ここまでの結果が出るまでにかける時間は、おおよそ1か月くらいになります。
改善に関わるメンバーは、これらの部門を超えて問題を解きほぐし、原因を見つけ出す過程を通じて、問題に対する「当事者意識」を強く持つようになります。弊社のご提案するアプローチは、組織改革の観点からも、チーム一丸となって改善していこうという意識改革を起こすことも狙いとして、組み立てられています。
次の段階は、望ましくない状況の根本原因に対する解決策の検討と、実際に採用する施策の決定です。施策の案は、コンサルタントからご提案させて頂くのはもちろんですが、ブレインストーミング等の手法を用い、現場メンバーの皆さまの知恵を十分に引き出すことも大切にしています。制約をなくした状態で、さまざまなアイデアを出し合うことで、メンバーの多様性を認識し、尊重する雰囲気ができあがります。またこの「アイデア創発→優先付け→実行計画への落とし込み」の手法を理解いただくことで、プロジェクトが終わったのちも、自律的に現場での問題解決にあたることができるようになります。
ここからは決定された解決策を、具体的な活動に落とし込み、日程計画を立てて実施管理をするフェーズになります。 ポイントは、「無理がなく、かつ、バッファをとりすぎない計画を立てること」です。実現が難しい無理な計画は、一気にメンバーのやる気をそいでしまいます。かといって、余裕がありすぎる計画は、ここまでの勢いを萎えさせてしまうものです。 ほんの少し頑張れば、実現できる。このさじ加減が、コンサルタントの腕の見せ所とも言えます。
計画と実施状況が一目でわかる、使いやすい管理ツールをご提供します。
多くの場合、現場へ新しいプロセスを導入する際、その背景や意味をきちんと伝えることは少ないようです。新しいプロセスを動かす現場が、その変更の意味合いを知っているか知らないかでは、その後の定着/改善に大きな違いが生まれます。
弊社では、この定着化を図るため、導入現場とのコミュニケーションを重視します。なぜ今までのやり方を変える必要があったのか、変えることで何を実現したいのかを分かりやすく伝え、そして、もっと良くするために、現場の皆さんの協力が非常に重要であることを、会議や配布資料、掲示物などを使って伝えていきます。
トップダウンだけではなく、実施後に感じた問題点や、改善の提案をきちんと吸い上げられるよう、定期アンケートや目安箱などの、ボトムアップのコミュニケーションプロセスも盛り込みます。
正しい根本原因をつかみ、それに対して効果的な施策を打ち、現場の協力のもとそれが実行されれば、後は改善結果を客観的に確認する段階になります。
多くのコンサルティングの場面では、ここで活動は終了になります。
しかし弊社では、今回改善したプロセスが将来にわたっても、環境変化に対応しながら効果を出し続けられるよう、現場から自律的/創発的な改善が行われる”仕掛け”をきちんと整備します。私たちの望みは、御社の永続的な発展です。そのためには、コンサルタントがいなくても、社内で問題を解決し、迅速に環境変化に対応できる体制が必要だと考えています。
残念ながら、「最適なプロセス」には賞味期限があります。期限切れになる前に、御社内で新たな「最適なプロセス」が生み出せるよう、その仕掛けづくりとノウハウの移行を、最後まできっちり行っていきます。
「社内人材で課題解決できるのがベストだけれど、そうなるまでに、もう少し時間がかかりそうだ。」「次の改善ステップに移るまで、もう少し一緒に様子を見ていて欲しい。」そのような場合は、アドバイザリーサービスをご利用ください。定期訪問から、電話/メールでのご相談まで、柔軟にご対応させていただきます。
コンサルティングサービスをご利用いただいたお客さまに、プロジェクト終了から約一年後に、無料で半日のアドバイザリーサービスを行います。プロセスのマイナーチェンジが必要な場合、その取り組みの方法などについて、的確にアドバイスを行います。決して「やりっぱなし」にはせず、効果がきちんと出続けているかしっかりと見守っていくことも、私たちの使命であると考えています。