モノを扱う企業であれば、どこも頭を悩ませているのが在庫の問題です。
数か月先の計画もぶれるようになった昨今では、資金繰りと併せて
いかに効果的に在庫を持つか、という点が重要な課題となっています。
削減の取り組みについて考える前に、ムダになっていない「有益な在庫」
について、整理をしましょう。
◎有益な在庫
1.顧客納期に応えるために持つ
(どのポイントで在庫を持つかの工夫は必要ですが、短納期体制を強化する
在庫は有益です)
2.生産・調達の変動に対するバッファとしてもつ
(工程で発生した人的作業の変動やトラブルから、生産システム全体を
守る在庫は有益です)
3.負荷平準化のために持つ
(期間まとめや山崩しで作業負荷を平準化した効果が、在庫を持つリスク
よりも高ければ、有益です)
在庫削減を考える際は、まず自社にとって有益な在庫とそうでないものを層別
することから始める必要があります。
◎在庫削減のアプローチ
在庫削減の代表的なアプローチ(進め方)は4つのステップに分かれます。
1.在庫分析(在庫の層別によるムダの見える化)
2.在庫方針の決定(責任の明確化、在庫グループ別の在庫管理・調達方針)
3.削減のための施策の決定(削減目的と目標の明確化、実施詳細策の決定)
4.業務プロセス設計と定着化(継続的に改善する仕組みの構築、社員教育)
4.をおろそかにしたために、その後の業務や製品の変更に対応できず、1年後には
また在庫が膨らんでしまった、というケースをよく耳にします。
コンサルタントが去った後も、自分たちで改善を続けられる仕組み作りが、
激しい環境変化に直面している中小製造業にとって、非常に重要になっています。
在庫削減コンサルティングに興味のある方は、こちらのリンク先をご参照ください。
<コンサルティングサービス>
http://goyo-c.com/consulting.php
<コンサルティング手法>